当健康保険組合の疾病予防事業の一環として、中高年の被保険者とご家族の方を対象とした生活習慣病予防健診を実施しております。
日本人の死亡原因の5割以上を占めているのが、がんや心臓病、脳卒中といった生活習慣病です。自覚のないうちに深刻な病状になる恐ろしい病気ですので、健診を受けてその検査結果から生活習慣を見直したり、必要に応じて医療機関に早期に受診することで、あなたの健康を守りましょう。
つきましては、下記「実施要項」をご参照のうえ、年に1度は受診してください。
実施要項
- 申込資格
①受診年度(4月1日~3月31日)中に35歳および40歳以上に達する被保険者および被扶養者。
②健診当日に当健康保険組合の資格を有している方。(資格喪失後に健診を受けられた場合
は、健診の費用は全額自己負担となりますのでご注意ください。) - 実施期間 通年。但し、年度中1回の利用に限ります。
できるだけ、2月末までに受診いただきますようご協力お願いします。 - 実施方法 契約健診機関での受診の方法A
契約健診機関以外での受診の方法B
人間ドックを受診した場合
Aコース 契約健診機関で受診する場合
①受診者一部負担金(婦人科検診含む)
受診者1人当たり [被保険者] 5,000円
[任継者本人] 3,000円
[被扶養者] 3,000円 を負担
一部負担金は、原則返還できませんので、予約日に受診できなかった場合は、日程を変更して受診されますようお願いいたします。
②申込方法
センター健診(健診施設での健診)
- 被保険者の場合(任意継続加入者を除く)
「Aコースの契約健診機関一覧表」よりご希望の健診機関を選び、事業所を通じて健診日時の予約をとってから健康保険組合へお申込みください。 - 被扶養者の場合(任意継続加入者を除く)
「Aコースの契約健診機関一覧表」よりご希望の健診機関を選び、ご自分で健診機関に予約をとってから、被保険者を通じて事業所より健康保険組合へお申込みいただくか、又は、「生活習慣病予防健診申込書(被扶養者および任意継続加入者専用)」に必要事項を記入し、直接健康保険組合へお申込みください。 - 任意継続加入者の場合
「Aコースの契約健診機関一覧表」よりご希望の健診機関を選び、ご自分で健診機関に予約をとってから、「生活習慣病予防健診申込書(被扶養者および任意継続加入者専用)」に必要事項を記入し、直接健康保険組合へお申込みください。
巡回健診(健診車での健診)
- 同日受診者多数(30人程度)の場合は、事業所に健診車を派遣し、実施することも出来ます。
③健診日の決定と検査結果
決定された健診実施日時は、健診機関または事業所の担当者より、受診申込者に通知されます。
また、健診の結果は健診機関により異なりますが実施日から約10日~2週間後に、健診機関より送付されますので、事業所経由で受け取っていただくか、または直接受け取っていただくかのいずれかです。
④その他
「C型肝炎検査」「前立腺ガン検査」等を実施している健診機関では、割引契約料金(一部除く)での受診が可能となっておりますので、契約健診機関窓口で費用等ご確認のうえ、ご希望により受診してください。(巡回健診は除く)
健診機関へ予約をする際は、近畿化粧品健康保険組合の加入事業所であることを必ず告げてください。
書類の転送等日数を要しますので、余裕(健診日の1ヵ月前)をもって予約してください。
⑤検査種類と検査項目
1.一般診察 | 内科診察 |
---|---|
身体計測(身長・体重・BMI肥満度) | |
視力 | |
血圧測定・腹囲測定 | |
尿検査(糖・蛋白・潜血) | |
2.呼吸器 | 胸部間接又は直接撮影 |
3.聴力 | オージオによる1000Hz・4000Hz |
4.消化器 | 胃部間接又は直接撮影 |
大腸がん(便中ヘモグロビン2回法) | |
5.循環器 | 心電図(安静時 12誘導) |
眼底検査(単眼)又は(両眼) | |
6.血液検査 | ①脂質検査 |
総コレステロール・中性脂肪 | |
HDLコレステロール・non-HDLコレステロール LDLコレステロール |
|
②肝機能検査 | |
GOT・GPT・r-GTP・ALP・LDH | |
総蛋白・アルブミン | |
A/G比 | |
③糖尿病検査 | |
血糖・HbA1c | |
④腎機能検査 | |
尿素窒素・クレアチニン・eGFR | |
⑤痛風検査 | |
尿酸 | |
⑥膵機能検査 | |
血清アミラーゼ | |
⑦貧血検査 | |
赤血球数・ヘマトクリット・血色素量 | |
血小板数・血清鉄 | |
⑧炎症検査 | |
白血球数・CRP定量 | |
⑨リウマチ検査 | |
RF又はRA | |
7.婦人科検診 | 乳ガン・子宮ガン |
注)表内の検査項目が基本となっています。但し、健診機関により一部項目が異なる場合がありますが検査精度には影響ありません。(上記検査項目のうち、一部の検査のみだけを受けることはできません。又、所定の検査項目を変更する場合は、自己負担となります。)
Bコース 契約健診機関以外で受診する場合
①補助金対象健診(医療)機関
全国の健診実施機関が対象。
②補助金額
・1人当たり健診費用から当組合が定めた自己負担額を控除した額
[被保険者自己負担額] 5,000円 (但し、15,000円限度)
[任継者本人自己負担額]3,000円 (但し、17,000円限度)
[被扶養者自己負担額] 3,000円 (但し、17,000円限度) を補助
(但し、健診費用が補助金より低い場合は、健診費用を補助)
・婦人科検診は全額 (但し、5,000円限度)
③補助金請求方法
- 被保険者の場合(任意継続加入者を除く)
健診後、事業所を通じて当健康保険組合へ請求してください。 - 被扶養者の場合(任意継続加入者を除く)
健診後、事業所を通じて当健康保険組合へ請求いただくか、又は、「人間ドック・ 生活習慣病予防健診補助金請求書(被扶養者・任意継続加入者専用)」(当健康保険組合規定の用紙)に必要事項を記入し、次の書類を添付のうえ直接健康保険組合に請求してください。
A.健診(医療)機関の領収書原本
B.「検査結果報告書」および「質問票」 - 任意継続加入者の場合
健診後、「人間ドック・生活習慣病予防健診補助金請求書(被扶養者・任意継続加入者専用)」(当健康保険組合規定の用紙)に次の書類を添付のうえ請求してください。
A.健診(医療)機関の領収書原本
B.「検査結果報告書」および「質問票」
その他
Aコースの検査項目を満たしていない場合、補助金の対象外になります。契約健診機関以外の場合は、同じ検査項目でも健診費用が高くなると思われますので、予約時に健診機関で費用をご確認のうえ、受診いただくようお願いします。
Cコース 人間ドックを受診
①補助金対象健診(医療)機関
全国の健診実施機関が対象。
②補助金額
・1人当たりの健診費用 [被保険者] 15,000円
[任継者本人]17,000円
[被扶養者] 17,000円 を補助
・婦人科検診は全額 (但し、5,000円限度)
③補助金請求方法
Bコースと同じとなります。
④その他
当組合直接契約健診機関で人間ドックをご利用の場合、生活習慣病予防健診の契約料金との差額で受診することができる場合がありますので、予約時に健診機関でご確認ください。差額で受診可能な場合は、当組合のAコースでお申し込みいただき、差額は当日窓口負担となります。
健診についての詳細は、別途、事業所の担当の方に文書でお知らせしておりますので、ご不明な点があれば、事業所の担当の方にお聞きくださるか、または健康保険組合にお問い合わせください。
特定保健指導
健診受診後、保健指導判定方法により特定保健指導の対象となられた方については、リスクの程度に応じて「動機づけ支援」と「積極的支援」に分けられ、それに応じた指導を実施します。保健指導が必要な方については、利用券と共に改めてご案内いたします。