特定保健指導について

特定健診の結果に応じて専門家が生活習慣改善のためのアドバイスなどを行うことです。

まず検査結果により、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の該当者と予備群の人を抽出し、保健指導が必要な人を選び出します。さらに保健指導の必要度別にグループ分けしたうえで、それぞれに合った特定保健指導を行います。

新しい健診でメタボリックシンドロームを発見します

チャートでチェックしてみましょう。 BMIの計算方法は体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)です。

■どれにあてはまりますか?

健診結果に応じて専門家が指導します

健診のあとは専門家(医師、保健師、保健指導の実務経験のある看護師など)が生活習慣改善のためにサポートやアドバイスなどをします。健診結果に応じて、3つの指導区分があります。

  • 健診を受けられた人に情報提供

    問診や健診結果をもとにした生活習慣の見直しや生活習慣改善に必要な情報を提供します。

  • 保健指導レベルが「動機づけ支援」の人に

    健診結果から現在の生活習慣を振り返り、生活習慣改善の必要を理解したうえで、専門家のサポートを受けながらすぐに実行できる目標を立てます。

    初回
    1人20分以上の個別面接、または1グループ80分以上のグループ支援
    6カ月後
    電話やメールなどによる健康状態や生活習慣の確認
  • 保健指導レベルが「積極的支援」の人に

    初回面接で内臓脂肪減量のための行動目標を立て、一定期間、専門家のサポートを受けながら健康づくりを継続していきます。

    初回
    1人20分以上の個別面接、または1グループ80分以上のグループ支援
    3カ月以上の継続的な支援
    行動計画の実施状況の確認を行い、目標設定の見直しを行う
    6カ月後
    電話やメールなどによる健康状態や生活習慣の確認

保健指導の対象となったら

  • 被保険者の場合
    健康保険組合より事業所を通じて利用券と共に案内文書をお送りしますので、届きましたら事業所もしくはご本人様が、健診を受診された健診機関に直接予約を取ってください。
  • 被扶養者の場合
    健康保険組合より被保険者住所に利用券と共に案内文書をお送りしますので、届きましたら健診を受診された健診機関に直接予約を取ってください。
  • 保健指導の利用が困難な場合
    保健指導を行っていない健診機関で健診を受診された場合等は、訪問保健指導実施機関の紹介をいたしますので、ご希望の方は当健康保険組合にお申し出ください。
  • 保健指導にかかる費用について
    全額健康保険組合で負担することになっていますので自己負担はありません。但し、当健康保険組合発行の利用券が使用できる健診機関で、保健指導を受けられる場合に限ります。
  • 利用券の再発行を希望する場合
    「特定保健指導 利用券 再発行申請書」を当健康保険組合に提出してください。

届出書・申請書ダウンロードはこちら


Column!

メタボの結果次第で、支援金の負担額が増える!減る?

特定健診の受診率、保健指導の実施率、メタボリックシンドローム減少率などの結果次第で、健康保険組合などが負担する後期高齢者医療制度(長寿医療制度)への支援金が加算・減額されます。平成25年から適用されているため、各健康保険組合などの医療保険者は特定健診・特定保健指導に積極的に取り組んでいますので年に一度は健診を受けましょう。


TOP